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「売る」より「作り込む」— Ignition導入を当社に任せるべき理由

「Ignitionは導入したい。でも、どの会社に頼めばいいのか分からない。」

工場DXの現場で、多く聞かれる悩みです。Ignition(工場の設備・データを見える化し制御するSCADA基盤)を扱える会社は日本ではまだ数えるほど。その少ない選択肢の中でも、当社(つくばソフトウェアエンジニアリング)は、はっきりと異なる立ち位置に立っています。

ひとことで言えば——私たちは「売る・つなぐ」会社ではなく、「作り込む」会社です。


Ignition選びで、最初に決めるべき「1つの問い」

Ignitionインテグレーター選びは、価格や知名度で比べる前に、次の問いから始めてください。

「その会社は、要件定義から開発・保守までを”自分たちの手で”やり切れるか?」

なぜこの問いが重要なのか。工場DXの本当の難しさは、パッケージを入れることではなく、既存の生産設備・他システムとつなぎ込み、現場の運用に合わせて作り込むことにあるからです。ここで「開発できるかどうか」が、プロジェクトの成否を分けます。


商社系インテグレーター様との違い

Ignition市場での代表的な選択肢は、大きく2タイプに分かれます。

観点商社系インテグレーター様当社
出自計測・検査機器の商社/ハード販売映像・音声のソフトウェア受託開発
得意なこと「売る・つなぐ」商流とハード連携「作り込む」要件定義〜開発〜保守の内製
Ignitionの位置づけハードとセットで提案ソフト開発力を核にしたSI
難案件への対応標準構成が中心規制産業対応・他システム連携まで実装

要点:商社系インテグレーター様は「売る・つなぐ」が得意。当社は「作り込む」が得意。
コードを書いて難しい実装まで完遂できる”開発深度“こそ、他社にはマネしにくい私たちの参入障壁です。


当社が選ばれる3つの理由

① 開発深度 — 「つなぐ」で止まらない

私たちのルーツは、ソニー/ニコンといった映像・イメージングの最有力顧客と直接取引してきたソフトウェア受託開発です。だからこそ、標準機能では収まらない要求——規制産業への対応、既存MES/基幹システムとの連携、現場固有のロジック——も、自分たちの手で設計し、実装し切ります。

② 上位ライセンス(GOLD)と希少なドメイン知識

当社はIgnitionの上位ライセンス(GOLD)を保有する、日本で数少ないインテグレーターです。SCADA/MES/OT‐IT統合という希少領域の知見を、実プロジェクトで積み上げてきました。

③ 上場企業グループの安定基盤

私たちは東証上場のSYSホールディングス(証券コード3988)グループの一員です。ISO9001/ISO27001の認証体制とあわせ、長期の保守・運用を安心してお任せいただける基盤があります。


規制産業への対応

「うちは規制が厳しい業界だけど、Ignitionで対応できる?」
——これは、当社に多く寄せられるご相談です。結論から言えば、規制産業対応こそ当社の”開発深度”が最も活きる領域です。

医薬品・食品・化学など、規制の厳しい業界の工場DXでは、標準機能をそのまま入れるだけでは要件を満たせません。次のような”作り込み”が不可欠になります。

  • データインテグリティ/トレーサビリティ:いつ・誰が・何を変更したかを記録する監査証跡(オーディットトレイル)や電子記録・電子署名の要件への対応
  • アクセス制御・権限管理:操作者の権限を細かく分け、承認フローを組み込む設計
  • バリデーション対応:導入プロセスそのものを検証・文書化し、規制当局の要求に耐える形で残す
  • 既存の基幹システム・MESとの連携:規制記録を止めずに、周辺システムとつなぎ込む実装

これらは「売る・つなぐ」だけでは決して完結しません。要件を正しく読み解き、コードを書いて実装し切る内製力があってはじめて実現できる領域です。当社は映像・イメージングの最有力顧客と直接向き合ってきた開発力を土台に、規制産業特有の難易度の高い要求にも一貫して対応します。

ポイント:規制産業対応は、インテグレーター選びで最も差がつくところ。
「標準構成で入れられます」ではなく、「御社の規制要件に合わせて作り込めます」と言い切れるかどうかが分かれ道です。


こんな課題をお持ちの企業様へ

  • 標準構成では要件が収まらず、作り込みが必要な工場DX案件
  • 既存の生産設備・基幹システムとの複雑な連携が前提の案件
  • PoC(お試し検証)から本格導入まで、一貫して伴走してほしい案件
  • 規制やトレーサビリティなど、難易度の高い実装要件がある案件

まとめ

Ignitionは「入れて終わり」ではありません。現場に効く形まで作り込めるかどうかが価値を決めます。

「売る」会社は多い。「作り込む」会社は少ない。 その差が、導入後の成果に表れます。

Ignition導入の構想段階でも構いません。「こんなことは実現できる?」というご相談から、まずはお気軽にお声がけください。

「Ignition」優位性について

各種SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)製品の中で、Inductive Automation社の「Ignition」がなぜ優位なのかについて説明します。

  1. 柔軟なモジュール構成と拡張性
  2. サーバーライセンス制による圧倒的なコストメリット
  3. クロスプラットフォーム・Webベースの高い汎用性
  4. 強力なデバイス・外部連携機能
  5. 高速かつ直感的な開発環境
  6. セキュリティ・メンテナンス性
  7. 豊富な導入実績と国際的な信頼性
  8. 次世代製造業・デジタルファクトリー対応

以下、簡潔に説明します。

1. 柔軟なモジュール構成と拡張性

Ignitionはモジュールベースのアーキテクチャを採用しており、必要な機能だけを選択して導入できます。これにより、初期導入時は最小限の構成でスタートし、ニーズや現場規模の拡大に応じてMES(製造実行システム)やIIoT(Industrial IoT)、データ分析などの追加機能を後から柔軟に拡張できます。他社製の多くのSCADAでは、導入時点でパッケージ単位の選択しかできず、後からの機能追加・変更が難しい場合が少なくありません。Ignitionであれば、ソフトウェアアップグレードや新機能の追加も容易に行えるうえ、投資効果を最大限に高められます。


2. サーバーライセンス制による圧倒的なコストメリット

多くのSCADA製品では、「クライアント数」や、「タグ数」「接続機器数」ごとにライセンス費用が加算されますが、Ignitionは“サーバー1台ごと”のシンプルなライセンス方式です。一度サーバーライセンスを購入すれば、クライアント端末の増加や接続機器の追加、タグ増加などでも追加費用が発生しません。これにより、最初は小規模な運用から開始し、将来的に現場や拠点を拡大した場合にもコストの心配なくスケールアップできます。特に大規模製造業や複数拠点を持つ企業にとっては、導入コストや運用コストの大幅圧縮という大きなアドバンテージがあります。


3. クロスプラットフォーム・Webベースの高い汎用性

IgnitionはWindows、Linux、macOSなど主要なOSにインストールでき、サーバーを一元管理します。オペレータ用のクライアント画面はすべてWebブラウザ経由でアクセスできるため、専用ソフトや端末が不要です。これにより、リモートワークの現場担当者や、現場⇔事務所間など複数拠点から容易に監視・制御が可能となります。また、モバイル端末からもアクセス可能なため、システム運用の自由度が大きく向上します。


4. 強力なデバイス・外部連携機能

Ignitionは、OPC UA、Modbus、MQTT(Cirrus Link社の専用モジュールを使用する事でMQTT対応が可能) など産業用通信の主要プロトコルに標準対応し、メーカーを問わず、さまざまなPLCやセンサ、設備と接続できます。他社のSCADAでしばしば見られる“接続できるデバイスが限定される”、“専用ドライバが有償”といった制限も少なく、異種混在・多拠点構成でもスムーズな導入が可能です。また、Microsoft SQL Server / PostgreSQL をはじめとした一般的なデータベースとの連携も得意で、工場内外のさまざまなIT/OTシステム(ERP、MESなど)とも容易にデータ連携できます。


5. 高速かつ直感的な開発環境

IgnitionのDesigner(開発ツール)は、ドラッグ&ドロップ中心の直感的なUIでありながら、スクリプト処理(Pythonベース)や複雑なロジックの埋め込みも柔軟に対応できます。テンプレートやリソース共有も充実しており、標準で多彩なコンポーネントが用意されています。現場ごとの細かなカスタマイズやイレギュラーな運用要件への対応、画面デザインの統一管理などが容易に実現できるため、従来のSCADA開発特有の“開発コスト増”や“仕様変更時の再設計負荷”を大幅に削減できます。


6. セキュリティ・メンテナンス性

現代の産業システムにおいて、サイバーセキュリティは不可欠です。Ignitionはロールベース認証、SSL/TLS暗号化、監査証跡管理など、最新のセキュリティ要件に標準で対応しています。また、サーバー中心のアーキテクチャ・Webベースによるクライアント配信により、システム保守やバージョンアップも一括管理でき、メンテナンス負担を劇的に軽減できます。


7. 豊富な導入実績と国際的な信頼性

Ignitionは全世界で数千社規模の導入実績があり、米国や欧州の多種多様な産業・企業(Amazon、Shell、Johnson & Johnson等)で活用されています。国内でも大手メーカーやインフラ系、食品、半導体業界など導入が進んでおり、幅広いユースケースに応えるプラットフォームとして高く評価されています。


8. 次世代製造業・デジタルファクトリー対応

Industry4.0やスマートファクトリー化の流れにおいて、SCADAは現場データの収集と可視化だけでなく、MES/ERP/IoT/AIなど各種DXツールとの連携・統合の中核的役割を担います。Ignitionはこうした将来的要件を見越し、データ連携や外部API、クラウド連携機能なども標準で実装。現場のIT/OT一体運用を加速する“未来指向型SCADA”として位置付けられます。


総括

SCADA製品としてのIgnitionは「柔軟性・拡張性」「コストメリット」「他システムとの親和性」「開発効率」「高いセキュリティ」「豊富な実績」といった観点で極めて優秀な選択肢です。運用開始後の現場成長や新しい事業展開にも柔軟に追従できるため、中長期的な観点から見ても、他の追随を許さない差別化ポイントを数多く備えています。

現場主導のシステム導入から、全社最適・経営戦略に繋がるSCADA/産業IoTプラットフォームまで、Ignitionは今後も“ものづくり現場”の中心的基盤として、さらに存在感を高めていくでしょう。