ターゲットを貼った対象物を、市販のデジタルカメラで撮影するだけで、簡単に高精度の3次元座標を取得することが可能。京都大学が完成させた精密写真測量の理論を用いて、面の変位計測を可能にした画期的ソフト。
斜面の変形(地滑り、崩落)が想定される地域にターゲットを設置し、デジタルカメラで撮影し、これを解析することで3次元座標データを取得します。 画像だけで計測処理ができるため、測量器具を必要とせず、専門的な知識が無くとも解析処理をすることができます。
地表面の変位を3次元座標の差で表しても、その量は非常に小さいため、直感的に変化を見極めることが困難です。 そこで、それぞれのターゲット間の距離の変化から、斜面のひずみを計算し、全体のなかでどこにひづみが発生しているかを分かりやすく図化しています。