切羽画像を解析し、亀裂の抽出や走向傾斜の自動判定から安定性評価を行う。 また工程・計測・出来形等のトンネル施工に関する情報を一元管理する。 切羽観察記録、縦断図、展開図を作成し、それをもとにトンネルと地質の3次元表示が可能。
切羽の撮影画像に画像解析処理を施すことにより、亀裂の抽出・走向傾斜の自動計算・節理の描画を行います。
トンネル形状を3次元表示し、その上に亀裂・地質の観察結果をマッピング(貼り付ける)します。視点・方向は自由に設定できますので、例えばトンネルの掘削開始点から切羽方向に向かって連続的に視点を移動させれば、ウォークスルー(あたかもトンネル内部を歩いていく)イメージの画像が表示されます。この結果、地質観察当事者以外の現場事務所・遠隔地の研究所・施工主等にも、より視覚的な情報を提供することが可能となります。